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平成19年度の酒造を持ちまして、50年以上三光正宗の味を支え続けた「現代の名工」備中杜氏「大塚 順一」が引退いたしました。

平成20年11月より「奥播磨」「芳水」で名を馳せ全国で数々の賞を受賞した名杜氏「高垣 克正」を向かえ新しい「三光正宗」の挑戦が始まりました。
酒造りとは、米の声を聞く事だと言う高垣杜氏。伝統を守りつつ、新しい風を当蔵に吹かせてくれます。

*杜氏とは、酒造技術の専門家であり、酒をいたわる愛情、蔵人を統率する、酒造りの最高責任者である。

山田錦は、酒米の最高品種の一つ。主に日本酒醸造に用いられており、酒造好適米の代表ともいわれます。
山田錦は酒造好適米の代表例に挙げられるように、その登場以後全国新酒鑑評会では鑑評会上位を占めるようになっています。
また雄町は、山田錦の先祖にあたり、岡山県原産の酒米。一時栽培も途絶え、幻の酒米とまで言われた品種です。
近年は岡山県内の酒蔵を中心に復活し、全国的にも人気の酒米の一つとなっています。

当蔵の酒造好適米はその「山田錦」「雄町」を中心に使用しています。
山田錦、雄町については地元新見市にて契約栽培※1したものを使用。
その他の酒米においても日本酒はすべて国内産(特別な事情がない限りは岡山県産)を使用しています。

※1 天災など入手に特別な事情が発生した場合はその他の地域産を使用する場合があります。

高梁川(たかはしがわ)は、岡山県西部を流れる一級河川であり、高梁川水系の本流である。吉井川、旭川と並ぶ岡山三大河川の一つ。
鳥取県境の明地峠(標高755m)に近い花見山(標高1,188メートル)の東麓(新見市)を流れる神代川を源流とし、高梁市・総社市を経て、倉敷市で水島灘に注ぐ。

三光正宗のお酒は、この美しい神代川の水から生まれたものです。