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当蔵の歴史 - 大正2年創業

明治時代、多くの日本人が夢を求めてアメリカへ渡り、成功する人、夢かなわず帰国する人、この哲西の地でも多くの人々がアメリカに渡りました。
当蔵の創業者である宮田重五郎もその一人です。
明治35年、重五郎は意を決し、結婚一年目で生まれた長女と妻を残し、単身で移民しました。
移民した重五郎は仲間と苺農園(オランダ苺といわれています)を経営し幾多の苦労を乗り越えながら多くの財を築き、明治45年、移民先であったサンフランシスコ近郊より帰国。
その財を元に、酒造業を始めようと一念発起して大正2年2月28日に製造免許を受け、この地で清酒、焼酎、味淋の3種類の製造を始めました。
当蔵は酒蔵の創業のきっかけとしては珍しい「アメリカンドリーム」で生まれた酒蔵なのです。